炊飯器のベストを考える

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毎日の食卓に欠かせない炊飯器。同じお米でも、加熱方式や内釜の素材によって炊きあがりの甘みや粒感は大きく変わります。価格帯も数千円のマイコン式から10万円を超える圧力IH式まで幅広く、家族の人数や求めるおいしさによって選ぶべきモデルは変わってきます。今回は数ある炊飯器の中から、自分にとってのベストな一台を考えてみます。

結論

数ある炊飯器を比較した結果、とにかくおいしさとお手入れのしやすさを重視するなら象印マホービン「炎舞炊き」圧力IH炊飯ジャー NX-AA10、おいしさとコストのバランスを重視するならタイガー魔法瓶「炊きたて」圧力IHジャー炊飯器 JRI-G100KO、コストパフォーマンスを重視するならアイリスオーヤマ IHジャー炊飯器 RC-ILA50がおすすめです。

象印マホービン「炎舞炊き」圧力IH炊飯ジャー NX-AA10

価格は10万1,300円前後(楽天市場)。1400Wの圧力IHと3DローテーションIH構造による「炎舞炊き」で、弾力のある食感と余韻まで残る甘さを引き出す5.5合炊きモデルです。白米・玄米・雑穀米など多彩な炊き分けメニューを備え、特急・急速といった速炊きにも対応。内釜はフッ素加工で、洗う部品が2点のみと少なく、お手入れの手間を抑えたい人にも向いています。

タイガー魔法瓶「炊きたて」圧力IHジャー炊飯器 JRI-G100KO

価格は4万4,800円前後(楽天市場)。土鍋コーティングを施した内釜を採用し、遠赤外線効果でお米の芯までしっかり熱を伝える5.5合炊きの圧力IHモデルです。炊き込みごはんやおこわ、冷凍ごはんなど幅広いメニューに対応。検証でもごはんのおいしさ・お手入れのしやすさの両方で高評価を得ており、価格を抑えつつおいしさも妥協したくない人におすすめです。

アイリスオーヤマ IHジャー炊飯器 RC-ILA50

価格は1万800円前後(楽天市場)。5.5合炊きのIH式ながら1万円台という手頃な価格で、コストパフォーマンスに優れたモデルです。白米・無洗米・玄米・雑穀米・おかゆなど幅広い炊き分けメニューに対応し、最大保温24時間と長時間の保温にも対応。検証ではごはんのおいしさ・お手入れのしやすさともに高評価を獲得しており、価格を抑えつつしっかり満足できる一台を探している人におすすめです。

選び方のポイント

家族の人数に合わせた炊飯容量を選ぶ

一人暮らしや夫婦世帯なら1.5〜3合、3〜4人の家族なら3〜5.5合が目安です。5人以上の家族であれば、8合や1升対応モデルも検討しましょう。炊飯容量が生活スタイルに合っていないと、ご飯が余って無駄になったり、逆に足りずに何度も炊く手間が発生したりします。3合炊きは省スペースでキッチンに収まりやすく、5.5合炊きなら家族分とお弁当用をまとめて準備できるといったメリットもあるので、普段の消費ペースに合わせて選びましょう。

加熱方式で選ぶ。圧力IH式・IH式・マイコン式の違い

お米本来の甘みやふっくら感を最大限に味わいたいなら、高温・高圧で芯まで熱を通す圧力IH式がおすすめです。デンプンを均一に糖化させ、お米の甘さを引き出しやすい一方、本体価格は3万〜10万円程度と高めです。おいしさとコストのバランスを取りたいなら、電磁誘導で釜全体を均一に加熱するIH式がよいでしょう。従来のマイコン式と比べて炊きムラが少なく、価格も1万〜5万円程度に収まります。必要最低限の機能でリーズナブルに済ませたいなら、5,000円〜1万円程度で購入できるマイコン式も候補になります。

内釜の素材とお手入れのしやすさをチェックする

内釜の素材によって、熱の伝わり方や保温性能、コーティングの耐久性が変わります。土鍋・鉄・炭コーティングなどの内釜は、遠赤外線効果でお米の芯まで熱が通りやすく、ふっくらとした仕上がりが期待できます。フッ素加工やダイヤモンドコーティングの内釜はご飯がこびりつきにくく、米とぎもしやすいのがメリットです。また、洗うパーツの数が少ないモデルほど日々のお手入れが楽になるため、内蓋や内釜が簡単に取り外せて丸洗いできるかどうかもあわせて確認しておきましょう。

おすすめの炊飯器

  • 象印マホービン「炎舞炊き」圧力IH炊飯ジャー NX-AA10
  • タイガー魔法瓶「炊きたて」圧力IHジャー炊飯器 JRI-G100KO
  • 象印マホービン「豪熱大火力」圧力IH炊飯ジャー NW-MC07-BZ
  • アイリスオーヤマ IHジャー炊飯器 RC-ILA50

使う上での留意点

お米の計量とお水の量は目盛りどおりに正確に

どんなに高性能な炊飯器を使っていても、お米や水の量が正確でなければおいしく炊けません。付属の計量カップですりきり一杯を守り、内釜の目盛りに合わせて正確に水を入れることが基本です。目分量で済ませると、炊きあがりが硬くなったりべたついたりする原因になります。銘柄によって適切な水加減が異なることもあるので、慣れないうちはメーカー推奨の分量を守り、好みに応じて少しずつ調整していくとよいでしょう。

長時間の保温はほどほどに。食べきれない分は早めに冷凍する

最大保温時間が長いモデルでも、保温し続けたご飯は時間の経過とともに水分が抜けて硬くなったり、黄ばみやにおいが出やすくなったりします。おいしさを保てるのはあくまで数時間程度が目安と考え、その日のうちに食べきれない分は早めに小分けにして冷凍保存するのがおすすめです。冷凍したご飯は電子レンジで温め直せば、炊きたてに近い食感を楽しめます。保温のしすぎは電気代もかさむため、その点でも注意しましょう。

内蓋やパッキンも忘れずに毎回お手入れする

お手入れの際、内釜ばかりに気を取られて内蓋やパッキンの掃除を忘れてしまう人も少なくありません。内蓋にはデンプン質やご飯粒がこびりつきやすく、放置するとカビや雑菌が繁殖する原因になります。パッキン部分も同様に、汚れがたまると密閉性が落ち、炊きあがりや保温性能に影響することも。使用後は内釜だけでなく、内蓋やパッキンも取り外して毎回きちんと洗うようにしましょう。

併用したいアイテム

炊いたご飯をおいしいまま保存できる冷凍用ラップ・保存容器

炊きたてのご飯を長時間保温するより、1食分ずつ小分けにして冷凍保存するほうが、おいしさを保ちやすくおすすめです。炊きたての湯気が残る温かいうちにラップで包む、または密閉できる冷凍用保存容器に入れることで、解凍後もふっくらとした食感を保ちやすくなります。平らな形に整えて冷凍すると、解凍にかかる時間も短くなるので、忙しい日の時短にも役立ちます。

米粒をつぶさずによそえるしゃもじ

せっかくふっくら炊きあがったご飯も、よそい方次第で食感が損なわれてしまうことがあります。表面がフッ素加工された専用のしゃもじを使うと、ご飯粒をつぶさずにふんわりとよそいやすく、内釜のコーティングを傷つけにくいのもメリットです。しゃもじ立てとセットで用意しておけば、置き場所にも困らず衛生的に保管できます。炊飯器付属のしゃもじが使いにくいと感じる人は、握りやすさや形状にこだわった専用品を試してみるのもおすすめです。

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