除湿機のベストを考える

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梅雨や夏場の部屋干し、湿気がこもりやすい季節に活躍するのが除湿機です。カビや結露の予防はもちろん、洗濯物の部屋干し臭を抑える衣類乾燥機能も年々進化しています。ただし除湿方式や除湿能力、設置スペースによって向き不向きがあるため、部屋の広さや使う目的に合わせて選ぶことが大切です。今回は数ある除湿機の中から、自分にとってのベストな一台を考えてみます。

結論

数ある除湿機を比較した結果、総合力で選ぶなら三菱電機「サラリPro」除湿機 MJ-PV250ZX-W、コンパクトさと除湿方式の柔軟性を重視するならパナソニック「衣類乾燥除湿機」F-YEX200D-W、コストを抑えたいならコロナ「Hシリーズ」除湿機 BD-H1826-AGがおすすめです。

三菱電機「サラリPro」除湿機 MJ-PV250ZX-W

価格は8万3,864円前後(ヤフーショッピング)。コンプレッサー式を採用し、パワフルな除湿力と静音性を両立しているのが特長です。衣類乾燥モードでは約86分というスピードで洗濯物を乾かせるうえ、運転音は最小で30.87dBと図書館並みの静かさを実現しています。除湿から送風、衣類乾燥、さらには内部乾燥によるカビ・雑菌対策まで一台でこなせるため、総合力を重視するならまず候補に入れたいモデルです。

パナソニック「衣類乾燥除湿機」F-YEX200D-W

価格は6万7,800円前後(楽天市場)。コンプレッサー方式とデシカント方式を気温に応じて自動で切り替えるハイブリッド式なので、冬場でも除湿力が落ちにくいのが魅力です。本体はコンパクトな設計で、置き場所に困りにくいのもポイント。梅雨時の部屋干しから冬の結露対策まで、一年を通してオールシーズン活躍させたい人におすすめのモデルです。

コロナ「Hシリーズ」除湿機 BD-H1826-AG

価格は4万37円前後(楽天市場)。コンプレッサー式ながら比較的手が届きやすい価格帯で、初めて除湿機を購入する人にも選びやすいモデルです。除湿・衣類乾燥・送風といった基本機能をしっかり押さえつつ、無駄な機能を省くことでコストを抑えています。とにかく価格を重視したい、まずは除湿機を試してみたいという人に向いています。

選び方のポイント

除湿方式で選ぶ。コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式の違い

コンプレッサー式は気温の高い夏場に除湿力を発揮しやすく、消費電力を抑えやすいのが特長です。デシカント式はヒーターで乾燥剤を再生する仕組みで、気温が低い冬場でも除湿力が落ちにくい一方、消費電力はやや高めになりがちです。両方式のいいとこ取りをしたハイブリッド式は、季節を問わず安定した除湿力を発揮しますが、本体価格は高めの傾向があります。使うシーズンや設置場所の気温を踏まえて選びましょう。

除湿能力と部屋の広さの目安をチェックする

除湿機には「1日あたり◯Lの除湿能力」というスペックがあり、部屋の広さに対して能力が不足していると、なかなか湿度が下がらず稼働時間ばかりが延びてしまいます。木造住宅とコンクリート住宅でも目安の畳数は変わるため、パッケージや商品ページに記載された「適用畳数」を確認し、実際に使う部屋よりも少し余裕のある能力のモデルを選ぶと安心です。

タンク容量と連続排水機能の有無で選ぶ

タンク容量が小さいと満水になるたびに水を捨てる手間がかかるため、頻繁に使う場合はタンクの大きさも比較しておきたいポイントです。また、排水ホースをつないで屋外や排水口に流し続けられる連続排水機能があれば、タンクの水を捨てる手間そのものをなくせます。長時間の連続使用や、こまめに手入れする時間が取りにくい人は連続排水対応のモデルを検討すると便利です。

おすすめの除湿機

使う上での留意点

部屋を閉め切って使う。ドアや窓は開けない

除湿運転中に窓やドアを開けたままにしていると、外から湿気を含んだ空気が入り続けてしまい、いつまでも湿度が下がりません。除湿機の効果を十分に発揮させるためには、使用する部屋をできるだけ閉め切った状態にすることが基本です。部屋干しをする場合も、洗濯物のまわりに空間を空けてサーキュレーターなどで空気を循環させると、より効率よく乾かせます。

フィルターは定期的に掃除する

吸気口のフィルターにホコリが詰まると、風量が落ちて除湿効率が下がるだけでなく、内部にカビが繁殖する原因にもなります。多くの機種では2週間に1回程度の掃除機がけや水洗いが推奨されているので、取扱説明書に記載された頻度を目安にお手入れを習慣化しましょう。清潔な状態を保つことで、除湿機本来の性能を長く発揮させられます。

湿度計を併用して設定湿度を見直す

除湿機本体の湿度表示は設置場所によって実際の部屋の湿度と差が出ることがあります。カビの発生を抑える目安とされる湿度60%前後を保てているか、市販の湿度計を部屋の別の場所にも置いて確認すると安心です。季節や天候によって最適な設定湿度は変わるため、湿度計の数値を見ながら運転モードや設定を細かく調整する習慣をつけましょう。

併用したいアイテム

部屋干しの乾きを早めるサーキュレーター

除湿機だけでも部屋干しは可能ですが、サーキュレーターを併用して洗濯物に風を直接当てると、乾燥時間をさらに短縮できます。除湿機の風だけでは空気が部屋全体を回りにくいこともあるため、サーキュレーターで空気を循環させることで、部屋のすみずみまで除湿効果を届けやすくなるというメリットもあります。

クローゼットや押し入れ用の除湿剤

除湿機は主にリビングや寝室など人がいる空間で使うことが多く、クローゼットや押し入れ、靴箱のような閉じた収納スペースまではカバーしきれません。こうした場所には置き型の除湿剤を併用すると、湿気による衣類のカビやニオイをより広い範囲でしっかり防げます。定期的に除湿剤の溜まった水を確認し、取り替えるのも忘れずに行いましょう。

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