年中問わず、外出時の必需品。
塗るタイプから、シュっとスプレータイプまで様々な日焼け止めがある中でベストを考える。
最後には、どうしても日焼け止めを塗りたくない人の代替手段も提案しているので是非見ていってほしい。
結論:日焼け止めは、Bioré ビオレUV アクアリッチ

- デイリー(毎日・メイク下地)
Biore(ビオレ)UV Aqua Rich Watery Essence SPF50+/PA++++
理由:軽い付け心地で伸びが良く、化粧下地にも使いやすい・コスパが高い。海外メディアやレビューで繰り返し上位に上がる定番。
- アウトドア・汗をかく日
Anessa(アネッサ)Perfect UV SPF50+/PA++++(耐水タイプ)
理由:耐水性・持続性に優れ、炎天下や海・山レジャーに強い(メーカーの信頼性も高い)。
日焼け止めの選び方

- SPF と PA の意味
SPF:UV-B(サンバーン=赤くなる日焼け)を防ぐ目安。数値が高いほどUV-Bを防ぐ力が強い(最大は「50+」表示)。
PA:UVA(肌の奥に届き、光老化・シワ・たるみを起こす)対策の目安。+の数(+〜++++)で示す。
- シーン別に最適なタイプを選ぶ
室内中心・通勤・買い物 → SPF30〜50、PA++〜++++、着け心地重視(化粧ノリ重視)。軽めの「エッセンス/ジェル」がおすすめ。
屋外レジャー・海・山・スポーツ → SPF50+/PA++++、耐水・ウォータープルーフ、こまめな塗り直しが必須。
- 落としやすさ・肌負担も重要
SPFやPAが高すぎる製品は落としにくく、クレンジングを強めにしてしまい肌荒れの原因になることもある。用途に合った強さを選ぶのが得策。
- 敏感肌 or 吹き出物が気になる人
ノンケミカル(物理/散乱剤:酸化チタン・酸化亜鉛)や「敏感肌向け」の処方を選ぶ。物理系は肌に優しいが白浮きしやすい。化学フィルターは薄付きで使いやすいが一部で刺激が出ることも。
- 試験値は「一定の塗布量(2mg/cm²)」で出ている
SPFやPAは 試験で「1cm²あたり2mg」を塗った状態で測定される値です。日常でこの量を塗らないと、表示通りの効果が出ません。実際の使用量は平均でこれより少ないケースが多いので注意。
おすすめの日焼け止め
- ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス SPF50+/PA++++ — デイリーの最有力、軽い伸びと保湿感で続けやすい。
- アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ — 屋外レジャー向け。耐水性が高く、汗・水に強い。
- 資生堂 クリアスティック(スティック型) — 塗り直し用・顔や首の局所補強に便利。
- キャンメイク マーメイドスキンジェルUV(化粧下地向け) — コスメ寄りでメイクに馴染みやすい。
- コーセー サンカット(UVパーフェクト)系 — 種類が豊富で肌質別に選びやすい。
日焼け止めを使うときの留意点
- 効果が薄くなる典型ケース
- 塗る量が少ない:SPF値は「2mg/cm²」の塗布を基準に算出されていますが、実際は多くの人がこの量を塗れていません。薄塗りでは表示性能が出ません。
- 塗り直しをしない:汗・皮脂・摩擦で落ちるため、2〜3時間ごと(外出や海ではもっと頻繁)に塗り直すのが基本。塗り直し習慣がないと“うっかり日焼け”します。
- 塗りムラ/塗り忘れ(耳・うなじ・首の後ろ・鼻のワキなど):顔のつけ忘れ箇所は日焼けしやすいので、重点的に重ね塗りを。
- 古い製品を使う:劣化でUVカット効果が落ちることがあります(未開封なら約3年、開封後は種類により半年〜1年が目安)。古いものは使わないで。
- 使用期限・保管
- 未開封:一般的に 製造から約3年 が目安(表示があればEXPを優先)。
- 開封後:6ヶ月〜1年 が一般的(酸化しやすい成分・オーガニック系は短い)。パッケージの「PAO(6M/12M表記)」を確認。
併用すると相乗効果が期待できるもの
- 物理的保護(衣類・帽子・サングラス)
UVカット衣類・広つば帽・UVカットサングラスは 外用+内服の“3層防御” において非常に効率的。特に顔の側面や首の後ろは日焼け止めが落ちやすいので物理遮蔽が有効。
- 外用:抗酸化系スキンケア(ビタミンC・E配合)
ビタミンC、ビタミンE、フェルラ酸などの抗酸化成分を日中のスキンケアに取り入れると、紫外線で発生する活性酸素のダメージを軽減し、日焼け止めと相乗効果が期待できます(トップical抗酸化+UVの組合せが保護を向上させる研究あり)。
- 内服(いわゆる「飲む日焼け止め」)
抗酸化サプリ(アスタキサンチン・ポリポディウム等)は「補助」として有用で、外用の代わりにはならないが、赤みや光老化軽減の支援になる可能性があります(補助的役割)。外用と併用するのが基本。
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